ももかわ整形外科クリニック

027-233-8515
受付時間:午前9:00〜12:30
午後14:30〜 18:00

ボツリヌス療法

当院では以下の疾患に対してボツリヌス療法をしております。

  • 重度の原発性腋窩多汗症(わき汗治療)
  • 上肢痙縮、下肢痙縮(脳卒中後遺症などによる手足の拘縮)
  • 痙性斜頸
  • 小児脳性麻痺患者の下肢痙縮に伴う尖足

健康保険の適応範囲のみで、自由診療(美容目的ほか)は行っておりませんのでご了承くださいませ。
また、初診時に治療することはできません。初診日には治療法の説明と方針を立てます。
取扱上、ご予約いただいたうえ再診日に治療させていただきます。
①~④の疾患ではグラクソ・スミスクライン社のボトックスⓇ、②ではボトックスⓇの他帝人ファーマ社のゼオマインⓇも取り扱っております。

わき汗治療について

多量のわき汗で日常生活に支障をきたす場合、投薬ほかの原因によるわき汗ではない原発症例に対して行います。
わきのエクリン汗腺にボツリヌス製剤を注射していく方法です。即効性があり、現在最も推奨されている方法のひとつです。

効果の持続は個人差がありますが、4ヶ月程度(ワンシーズン)といわれています。
手術と異なり、時間が経過すれば元の状態に戻る点が利点でもあり、欠点でもあるといえます。
またボツリヌス製剤という薬剤が大変高価なところが欠点ではありますが、保険適応、医療費控除の対象となる治療法です。

注射になりますので、希望の方には麻酔のクリームを塗って前処置をしてから行います。
麻酔のクリームも保険適応(料金は別途)となります。
わき汗治療に対するボツリヌス製剤の投与量は100単位がめやすです。
ボツリヌス療法のほか、外用剤の処方、内服薬の処方も行っております。

上肢痙縮、下肢痙縮(脳卒中後遺症などによる手足の拘縮)について

脳卒中後遺症による腕や脚のつっぱり(痙縮)に対し、ボツリヌス注射による治療を行っております。
関節が固まって動きにくくなることを防ぐ働きがあり、リハビリがしやすくなります。
介護するご家族や施設の方の負担も軽減することができます。
くわしくはこちらをご参照ください。
keisyuku.jp

窓口負担額のめやす(腋窩多汗症治療の場合)

再診料+手技料+ボトックスⓇ100単位 1割負担:7,430円 2割負担:14,850円 3割負担:22,280円

令和5年4月1日診療報酬改定に基づく

福祉の保険証をお持ちの方は窓口負担がありません。

エクエル

waki-ase